Collabs

シネスデザインでは、空間デザインにおけるものづくりの応援のために、つくり手とデザイナー、つくり手とつくり手、デザイナーとデザイナーを繋ぐ活動をしています。
日本では、戦後建築部材の規格化、大量生産化が進み、それまで手づくりしていたものが機械化され、空間においてもカタログから選定するのが一般的になっています。
しかし昨今、カタログにないオリジナルの扉、家具、仕上など、ほかにはない自分らしいモノ、次世代に受け渡せる本物、へのニーズが高まりつつあるようです。
アメリカやヨーロッパでは、普通につくることができるものが、日本では、つくりたいものがあっても、どこに頼めばよいかわからない、予算に収まるものでオリジナルのものがつくれるかわからない、つくりが詳しくないので、上手くいくかわからない、など二の足を踏み、実現しないことが多くなっているように思います。例えば、ガラス天板と鉄の脚の大きなテーブルひとつ制作するにしても、ガラス工房と鉄工場を何度も行き来し、つくり方や工程、予算等について、すり合わせる部分が必要ですが、素材への知識と情熱で、日本に面白いものを生み出すお手伝いが少しでも出来たらと願っています。

ガラス作家

郡 和子(郡和子ガラス工芸工房主宰)

  1976   名古屋大学経済学部卒業
 1992   東京ガラス工芸研究所卒業
 1993      同  吹き専科卒業

 1992   工和会奨励賞
 1995   日工会新人賞
 1998   日工会会員賞
 1999   日工会企画展示特別賞
 2016   日工会展「文部科学大臣賞」受賞
 2017  京都国際交流展「国際文化賞 」受賞
 2019  宇都宮芸術祭招待作家 宇都宮芸術祭招待作家
 2019   日本建築美術工芸協会BOX展「優秀賞」受賞
      他受賞歴多数
 1996 以降 日展(会友)

 現在 調布グラススタジオ主宰
     東京都調布市 在住

 https://www.kazuko-kori.jp/
 https://www.chofu-glass.com/

ガラスクリエーター

佐治 仁之(Melt studio 主宰)

漆造形作家の家に生まれ、幼少より美術環境に恵まれる。多摩美術大学工芸学科卒業。その後、現代ガラス作家の馬越寿に師事する。現在は、作品制作を行い主にギャラリー、アートイベントで発表する。また、ガラスを使った空間演出も行う。現代アートと工芸技術をもとに様々な分野に幅広いアプローチを考えている。


2007/ 写真スライドショー「生」展 Apple Store 銀座にて企画・出展。
2008/ 町田市制50周年記念事業「玉のよこやま」アート&ウォーク出展。
2009/ 「GOMIKUZOO」展 横浜ZAIMUにて出展。 R-jamダンス夏公演「Trip」八王子TOKYUスクエアーにて企画・演出。 青山Kika styleのインテリア商品を設計・制作。
2010/ 「Sozo Age ~in Towada~」十和田市現代美術館にて企画・出展。「hicarium」原宿ディクショナリー倶楽部にて企画・出展。
2011/ 「多摩美術大学工芸科卒業制作展-創-」スパイラルガーデンにて出展。「EQUAL」ギャラリーTINY CAFEにて個展。
2012/ テーマパークイベント「Free Climb」club asiaにて内装装飾。

デザインファクトリー

㈱グリッドフレーム 代表 田中稔郎

1996 グリッドフレームシステムの開発
1998 有限会社グリッドフレーム設立
2004 墨田区石原に自社工場を設ける
2008 墨田区亀沢に自社工場移転
2008 株式会社グリッドフレーム
2019 ソトチク事業が東京都経営革新計画に策定